• セミナーレポート

<オンライン>働き方改革 職場環境改善セミナー 第4回を開催しました!

2020.9.10

 

<オンライン>働き方改革 職場環境改善セミナー 第4回を開催しました。
コロナ禍を乗り切るために新たなチャレンジを始めた企業2社の事例共有をしました。

 

電子黒板を取り扱う株式会社サカワ(本社:愛媛県東温市)の坂和寿忠社長からは
コロナ禍を乗り切るために始めた新たなチャレンジについて
お話しいただきました。

設立は1919年(大正8年)、創業100年の企業で
電子黒板の製造のほか、様々な地域活動にも取り組まれています。

コロナ対策で2020年2月から始めたリモートワークの導入以外にも
時間ができた今だからこそできる新製品づくりなど

「今しかできないことを考えて、思い立ったら即実行」

を実践されていました。

リモートワークについては
基本ルール:社員の信頼の元で行う。管理は細かくしない。
を設けて、色んな工夫の中でうまく運営されているお話を聞きました。

 

まつやま働き方改革推進会議では事務局を担っている
NPO法人ワークライフ・コラボ(愛媛県松山市)では
今年2020年7月から「オフィスを持たない働き方」を実践しています。

もともと同社では在宅勤務はいつでも可能で、
グループウェアも10年前から利用していました。
固定席はつくらないフリーアドレスを取り入れるなど、
様々な働き方を自らが実践してきました。

「事務所がなくてもやっていけるかもしれない」と内部で議論を重ねた上で
「新しい働き方にチャレンジしよう」と決断しました。

事務所退出までの動き、事務所をなくしてからのコミュニケーションの取り方、
就業規則の改定、事務所をもたずして事業を進めていく工夫など、
事務所をなくした経験から想うことなど
皆さんの働き方改革の参考になれば(お役に立てれば)、と思いお話させていただきました。

これらの今まで過程をSNS等で公開しています。
ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。
https://note.com/worcolla

4回にわたってお届けしました「テレワーク」をテーマにした本セミナーですが
各社それぞれが工夫をし、テレワークに取り組む事例が聞けました。

しかしながら「雑談」をいかに生み出していくか、という課題は残りました。
「雑談」は企業活動にとって、とても大事なものです。
新しい目的やアイデアを生む「雑談」をいかにつくり、
常に新しいものやサービスを生み出していく姿勢が、これからの時代には必要です。
これからも、皆さんとともに考え続けていきたいと思います。

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