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他社の取り組みを参考に、社内・社外への提案につなげていきたい
高田 名奈さん
2019.1.20
他社の取り組みを参考に、社内・社外への提案につなげていきたい
高田 名奈さん
勤務先:株式会社日本政策投資銀行
株式会社日本政策投資銀行で勤務されている高田名奈さん。
地域活性化や産業の発展に貢献という視点から、特定分野に関する調査・研究をされています。女性活躍推進・観光など数多くある社会課題の中から、高田さんが取り組む最近の研究テーマは「日本酒について」。代々伝わる事業の承継問題や、各酒造蔵が何にこだわり酒造りをしているのか、海外への販売PRなど調査・研究をし、国や行政・企業に向けて報告(情報提供)をされています。
同行の働き方改革制度には、
・勤続年数に関係なく年5日の連続休暇取得
・有給休暇の取得促進
・残業の削減
・1時間単位で有給休暇を取得可能
などがあります。
高田さんが務める松山事務所では定時終業を徹底しており、「間もなく事務所を締めるので早く退出を」と高田さんが自ら声掛けしたり、終業近くに打合せが入った場合は、内容を確認した上で朝に変更をお願いしたりすることもあるのだそう。
同行の後輩女性職員のメンター(仕事上の精神的なサポート役)に名乗り出た高田さん。出張のタイミングで、他支店の後輩たちとの時間をとり、社内コミュニケーションや、仕事内容のこと、プライベートの悩みを聴きます。
自らがメンターを名乗り出たきっかけは、外部開催の研修で、高田さん自身が学びを得たことにあります。キャリアアップにつながると思い、勤務時間終了後など夜間に開催される外部研修に2年間通いました。
「そこで知り合った人に仕事やプライベートでの悩みを打ち明け、悩んでいるのは私だけではないのだと思うようになりました。
アドバイスを得て悩みが軽くなり、自分にはない建設的・発展的な解決策を得ることで、自分の考え方やモノの見方も変わってきました。
アイデア出しのワークショップや、普段考えることのないことの知恵だしなどでは『何もしない』ことから『何ができるか』という自身の思考の変化・考え方の癖が身に付きました」
高田さんの変容を見た上司からは「外部研修の参加は仕事とし、研究テーマとして参加すれば」と言われるように。
「人生の中で仕事に費やす時間は長く、働く環境を楽しくすることはとても大切なことだと思っています。
これからもワークワク部などの交流など、外に出て多様な人と交流し、他社の取り組みを参考に、社内・社外への提案につなげていきたいと思っています」とお話していただきました。