1月25日に下記にてご案内していた
愛媛県中小企業家同友会さんとのコラボ勉強会を開催しました!
<この勉強会の目的>
愛媛県中小企業家同友会の今年度の「働き方改革・職場環境改善セミナー」では、経営者や担当者のみなさんが、就業規則を経営指針(経営方針)や法令、採用や育成の視点から4回の講座で学び、自社の就業規則を作成・もしくは改善してきました。
大切なのは、完成して終わりではなく、就業規則を社内・社外で発信すること。
いつ・どのタイミングで・どのように発信しますか? を立場を越えて考えます。
当日は、コロナ感染拡大の真っただ中、
完全オンラインでの実施で、17名の参加でした。
同友会の経営者の方々、またワークワク部所属のハサマレ世代(管理職や中堅層)と立場の違う方々の参加です。
「就業規則、どうしてますか?」というところで
現在、就業規則改訂の真っただ中にいらっしゃる
NPO法人家族支援フォーラムの米田順哉さんからの事例紹介です。
・そもそもいまある就業規則は、自分も読んだことのない創業時に作成したものだった。
・解らないように作ったのか?と思うほどの解読不能な難しい内容。
・「自分で考えてみないと」という思いから、社員と話ながら、
7月に経営指針と理念と計画と就業規則をセットに、改訂を進めている
・就業規則のネーミングも「ごきげんに働く指針」として、内容も分かりやすく変えていく
という、自虐もありつつ(笑)、現在時間をかけて丁寧に向き合っていることを報告いただきました。
まつやま働き方改革推進会議のメンバでもあり
働き方改革の先進企業、と言われているサイボウズではどうなのでしょうか。
・制度はどんどん変化している
・決めるプロセスがオープンになっている
・制度が決まった際には「パブリックコメント」受付期間があり、コメントも入れられる
・「しごとBAR」という、真面目に仕事の話をするオフ会がある(コロナで滞っているが)
などなど、さすが「公明正大」を謳っているサイボウズ
オープンな制度とそのプロセス公開。
参考にできるところが多くありました。
そのあとは、ブレイクアウトルームにて、お悩み相談だったり、就業規則の発信について共有する時間となりました。
働く人も環境も「多様化」し、誰一人として同じ人はいないはずですが
組織ではついつい「こうあるべき」「こうあるはず」と同一、同質であることを求めがちです。
その折り合いに、答えは一つではないからこそ
こうやって、立場を越えて考える時間は大切ですね!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
(レポート担当:堀田真奈)