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ワークワク勉強会①テーマ「働き方改革関連法をサイボウズ流で考える!」

2018.11.16

今月からスタートさせました、この「ワークワク勉強会」。
働き方改革、という言葉は幅が広く、テーマをもって学ばなければ
偏った知識に捉えられがちです。

ワークワク勉強会では、部員を中心に(もちろん部員外も大歓迎)、
働き方改革の中からテーマを決めて、
部員から「話題提供」いただき、情報や知識を共有する(少人数制の)勉強会です!

 

今回は、来年4月から施行される「働き方改革関連法」について。
「年次有給休暇5日取得義務化」が、
壁と感じている企業も多いようです。

 

今回の参加者は7名。
人事関係者の方、企業を指導する立場の方、と様々です。
話題提供者は、部員の、脇本美緒社会保険労務士!

・働き方改革関連法の(国の考える)目的
・具体的な実施内容
・企業の対応策事例の紹介
をお話いただいたのち、ファシリテーターは、サイボウズ社長室の松村克彦さん!

 

★そもそも有給休暇5日取得義務化は、何のため?
という松村さんの問いに
それぞれが現場の声を出しながら考えます。
・健康管理のため?
・会社への利益還元のため?
・不正防止のため?
・閑散期活用のため?
・風土を変えるため?

 

このような声がありました。
「有給休暇を取るのに、理由は要らないはずなのだけど、
『みんなが納得するような』理由を出して、休む状況。
例えば、子どもを理由にしたもの、病気を理由にしたもの」
「子どものことがあるから、休めていいよね、と周囲に言われたことがある」
子どもや家族のことなど、「仕方ないよね」と言ってもらえる理由じゃなくても

 

例えば
犬の散歩があるから帰ります、マラソンあるから休みます、など
「個人のこだわりポイント」で休めるような風土はまだまだなのでしょうか。
個人のニーズに合った休み方をすると
幸福度があがり、生産性も上がるという調査データも出ているようです。
休日取得が目的ではなくそこで、何をしたいのか、どう使いたいのか

 

個人が理想の働き方を声に出し、周囲は多様性を理解することが
求められていることに気づきます。

この賛否両論の制度ですが
これをきっかけに、職場で議論し、風土を変えるチャンスでもあるかもしれません。
参加者それぞれに、最後の振り返りでは
学んだことや今後のアクションについて述べ合って終了。
こうやって、一つのテーマを多様な立場のメンバーで深堀することで
大きな学びになりました。

 

次回は、12月15日(土)、
テーマは「若者の採用と育成」です!!

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