- セミナーレポート
【報告】第2回 運動で仕事パフォーマンス上げるプロジェクト ~運動でカラダを変えて、シゴトパフォーマンスもより良く変える!~
2020.10.9
年間3回の連続講座の第2回目を、
9月25日金曜日の夕方に開催しました。
新型コロナウィルス対策として、
オンラインと、会場(サイボウズ松山オフィス)のハイブリッド型で実施しています。
今回のテーマは、
「メンタル、モチベーションの保ち方」です。
このプロジェクトの講師は、
元マラソンオリンピック選手で、三井住友海上火災保険(株)女子陸上競技部アドバイザーの
土佐礼子さんです。
まず、土佐礼子さんの、学生時代から現役を引退するまでの
ダイジェスト版動画を見ました。
高橋尚子選手や野口みずき選手など
実力のある選手とともに、現役時代を過ごしていた土佐さん。
北京オリンピック内定のレース。
途中棄権をした北京オリンピック。
そして
ラストランとなった、名古屋ウィメンズマラソン。
剥離骨折で半年走れなくなったり、けがが重なったり
その都度、次のレースのこと、自分の体調のこと、周囲への配慮。
そして、メディアから発せられる他者との比較。
モチベーションを保つことは大変だったと想像できます。
元々、オリンピック選手を目指していたわけではない、と言われる土佐さん。
大学時代に突出した記録を持っていたわけでもなく
実業団も「かろうじて入れた」と笑って言います。
レベルの高い選手たちの中で
土佐さんの目標設定は「日々目標だった」とのこと。
「今日は、あの選手についていけるようにしよう」
「今日は最後まで走り切るようにしよう」
そんな風に、自分に大きな期待値をかけすぎず
でも達成感を得られる目標を掲げていたとのこと。
それが、心折れず、自分の大好きな走りを続けることにつながったのかなと感じました。
土佐さんからのメッセージは
・自分の長所、良さを知っておく。
・あわせて、弱い自分も知っている。認める。
・でも、自分より強い人(ライバル)に向かっていくことも忘れない。
・相手をリスペクトする。認める。
・そして、人と自分を比べない。
淡々と語られるメッセージには
アスリートに限らず、私たちがこれから生きていくために大切なキーワードが込められていました。
参加者からのいくつかの質問を受けたのちは、
「ゆるやかに毎日できるトレーニング」「何ごとにも要となる、体幹&股関節トレーニング」
を土佐さん指導の下、行いました。
前回もですが
会場で実践する、事務局側からは、うめき声が聞こえます(笑)
参加者からの質問で
「松山市内でおススメのランスポットは?」
⇒ 松山城の坂、堀之内、総合公園など
というやり取りも。
次回は12月です。
ぜひ、何か、小さな目標でいいので、一緒に継続していきましょう!
次回テーマは、「チームでのコミュニケーション、信頼関係づくり」です。
職場等の人間関係に悩む方にもヒントがあるかもしれません。
また次回お会いしましょう♪♪
ご参加のみなさん、お疲れさまでした!!