2020年10月20日、阿部木工さんでの第5回目のチャレンジ企業の取り組み。
社長以下14名にお集まりいただき、
今回も問題解決メソッドのワークショップをみっちり行いました。
久保さん(サイボウズ)堀田(ワークライフ・コラボ)が担当、
松村さん(サイボウズ)は、現在サバティカル休暇中(わからない方は検索!)でお休みです。
今回、初めての試みですが
今年度のチャレンジ企業の取り組み実践をしているもう1社の企業、マミーズファミリーの方が4名見学に!
「どんなモヤモヤが出て、どんな風に進めているのか見ておきたかった」
とのこと。お互いに刺激がありますね。
なので、冒頭は全員の自己紹介(お名前と、チャレンジ企業の感想やいまハマっていることなど)から。
少し和んでからのスタートです。
さて
阿部木工さんでは、週に1回、朝1時間程度の時間を取り、
この問題解決メソッドを活用して、自分たちで問題の整理を行っているとのこと。
なので、モヤモヤ(問題)もサクサクと出てきて、整理も早いです。
しかしながら、私たちが気になっていたのは、
「業務改善についてはたくさんモヤモヤが出ているが、自分たちの働き方についてのモヤモヤが出ていない」
ということ。
働き方に十分満足されているのか、それとも、それが言えない環境なのか。
阿部社長にも確認を取り、今回の問題解決メソッドは、「自分の働き方編」ということで
業務改善ではなく、自分自身がこの会社で働くうえで、モヤモヤしていることを書き出してもらいました。
そうすると、時間はかかりましたが、出るわ出るわで、今までで一番多くのモヤモヤが出てきました。
阿部木工さんは、社員とパート、若年者と年配者と、いろいろな立場の方がいらっしゃるので、モヤモヤも様々です。
「仕事と家庭の両立が難しい問題」
「仕事を切り上げるタイミングがわからない問題」
「出勤状況を共有するものがない問題」
に絞っての、整理と、原因、課題設定の時間。
自分自身の問題だからこそ、とても時間がかかります。
個人の問題は、会社の問題であることも多々。
しっかりと、それぞれの立場を理解しつつ、より良い解決策が自分たちで考えられるようになることが
この取り組みの最終ゴール。
次回はいよいよ最終回。
みなさんと変化を楽しんでいけたらと思います!
(堀田)