2020年8月25日、阿部木工さんに働き方改革コンサル(3回目)を実施しました。
今回は、社長とリーダー3名にお集まりいただき、
ICTによる業務効率化と問題解決メソッド研修をみっちり行いました。
今回も、堀田さん(ワークライフ・コラボ)、久保さん(サイボウズ)が現地で主導いただき、
松村は東京からzoom参加です。
最初は、ICTによる業務効率化。
製造業の阿部木工では、製造工程の管理を正確に、
かつリアルタイムに行うことが重要になります。
そこで、すでに運用しているキントーンの製造工程管理アプリについて
改めて、アプリの目的を整理してみました。
ここで大事なのは、「誰が」「何に使う」のかを明文化すること。
そうすることで、管理に必要な最低限な項目か、
利用目的に合った表示形式なのか、を見直すことができます。
また、データ入力する人も、目的を理解・共感することで、
タイムリーにデータ入力していただけます。
つい、管理者の目線で、いろんな情報を管理しようとしてしまうのですが、
データ入力の手間がかかり、
結果、メンテナンスされなくなるという悪循環に陥ってしまうので、
ICT活用には、ここが実は重要。
また、入力のルールも、キントーンアプリ内に記載することで、だれもが
アプリを開けば、迷うことなく入力できるようになります。
今後の、阿部木工さんの更なるICT活用が楽しみです。
次いで、問題解決メソッド研修ですが、
いつものように、モヤモヤのリストアップから始めようとしたら、
驚きの展開が。
すでに、スタッフ内で、問題をリストアップし、それらの種類別・優先度を
整理したとのこと(写真)。
すごい、気合が入っております。
そこから、「パーツに傷が多い」問題を取り上げ、理想と現実の切り分け、
そして、原因整理、課題設定と1時間程度で終えることができました。
阿部木工の皆様、グッドジョブです。